日本とアメリカのホームレス

サンディエゴのホームレスの人はね、よく信号のところにメッセージの書かれた段ボールの切れ端みたいの持って立ってるんですよ。 赤信号で止まる車に向かって「何でもいぃからちょーだい」って。 車の間とか歩いてまわる人とかおったりしてね。 で、ランチとかディナー帰りの人は、窓から残り物あげたりしてるのよく見かけましたよ。 なんにせよ、サンディエゴは年中晴れでポカポカしてる日が多いし、過ごしやすかったんじゃないですかね。 

サンフランシスコのホームレスさんは、道ばたに座り込んで、もしくは立って、スターバックスかどっかの紙コップを上下にゆらしながら「コインでいいからちょーだい」って、歩いてる人々に語りかけるんですよ。 ダウンタウン周辺、やたらと多いんですよね。 「30セントくれ」とかって数字言ってくる人も多かったり。 そうだ、どっから持ってきたのか、新聞みたいの配ってお金もらおうとしてる人もよくいるんですよ。 あ、そうそう、それなりにパフォーマンスしてる人もいますよ。 ホームレスじゃなくやってる人もおるけど…。

で、大阪のホームレスの人。 まぁ日本全国同じなんでしょうけど、駅とか公園とかどこにおろうが、あんまり「物くれー」って言ってくる人いなくないです? 大阪・天王寺周辺のホームレスさんらなんか、段ボールで結構立派なおうち作っててねぇ。 ご近所の人とワイワイ楽しそうやったりするじゃないですか。 犬かってる人とか、洗濯物干してる人とか、拾ってきたらしき物売ってる人とか。 

そういや昔、朝はやぁーく(多分5時とか6時とか)天王寺の駅から、あのちょっと臭い天王寺動物園の横を通って、日本橋電気屋さん街をぬけて、難波までチャリンコで行ったことあるんですよね。 何の用があってそんなとこそんな時間に、これまたチャリンコで行ったかは忘れましたけど。 あれ、逆かな? 難波に遊びに行った帰りかも… それはまぁいいとして、したらね、さすがにその臭いエリアには人いませんでしたけど、日本橋の店の前に人がいっぱい転がって寝てたんですよ。 開店前の店の前ですからね、そら段ボールの家とかはないんですけど、毛布とか段ボールにくるまった人がゴロゴロと。 そんなにそこらへんは寝心地良いんですかねぇ。

にしてもアメリカのホームレスの人、お金ちょうだいってカップ持って近付いてこんといて欲しい…。 恐い。