日本のプログラマは、ほんまにプログラマって感じがしますね。


日本のプログラマは、世界一優秀であるで紹介されてた本(1990年と、古い情報みたいやけど)によると、1ヶ月に書けるコードの行数は日本人プログラマが多いとか。

プログラマ一人が一ヶ月で書けるコードの行数も、日本に優位性あり

     日本   469
     欧州   N/A
     米国   276
     インド   234

コメントでも誰かが言ってたけど、残業してるから多いだけ、とか…w そうじゃないにしても、そうじゃないの?と思わせるこの日本の現状はどうなんでしょうね。 まぁ、どちらにしろコードの行数じゃクオリティはわからんし、何とも言えませんが。


そんなことよりも、下の方に書いてあることに反応。

つまり、コードを書くことが目的なのではなく、サービスを提供して儲けることを目的としない限り、いつまでたっても言われるがまま書きつづけることになる

そうそう、izuのの会社のタイトルにも「コンサルタント」て言葉がはいってます。で、ボスがいつも言うんですよ。



「テクニカルな技術の知識も重要だけど、ビジネスをよく理解しないとダメだよ。僕たちはコンサルタントなんだから。」



つまり、サービス提供しているんですって。(ですって、て、お前の会社やろっw) 

確かにね、ソフトウェアなんて、誰にでも作れるんですよ。クライアントが「こんなの作ってください」ってのをそのまま作るなら、うちの会社じゃなくてもいいわけで。そこでビジネスの知識があると、話が早いだけじゃなくて、提案なんかもできてくる。そこが他との違いなんですって。

実際、一つのプロジェクトは会社ができる前から同じメンバーで続いてるみたいなんですけど、その人達なんてもう、いなくなると困る存在。ビジネスとシステムを両方理解してる人はおらんから。何年か前に「もう君達コンサルタントはいらないよ」てどっかの大きいベンダーと契約したらしいけど、結局呼び戻されたとか…w 


ほら、Domain Driven Designの中でも書かれてるように、"Communication between domain expert and programmer"は大切なんですよ。プログラマドメインエキスパートからビジネスをしっかり学べ、と。ビジネスが理解できてないうちは良いソフトウェアなんて書けない、てわけですね。


で、日本のプログラマは優秀な人も多そうやけど、ビジネスまで理解してる人、しようとしてる人が少なさそう、と(日本で仕事したこともないのに)勝手に感じてるわけです。自分も、ビジネスなんてどーでもいー、と思ってた派なんでそう思ってるだけかも知らんけど…。 どうなんでしょ?

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サンフランシスコの夜景。