DispatchAction

普段は、イベントによってそれぞれのイベントにあったアクションフォームやアクションのクラスを使いますが、関連したアクションがいくつかある場合は、DispatchActionを使ってひとつのアクションにまとめることができます。 例えば、create,delete,updateなどのアクションは、関連したイベントとして、同じアクションで処理できます。
DispatchActionは、struts-configファイルのaction-mappingで定義されたパラメータを使うことによって、DispatchActionクラスの中のどのメソッドを呼び出すかを決定します。
例えば：

<action path="/recordAction"

   type="app.RecordDispatchAction"

   name="recordForm"

   scope="request"

   validate="true"

   input="record.jsp"

   parameter="methodKey"> ←methodKeyという名前でパラメータの受渡しをします。

   

アクションのクラスは、DispatchActionのサブクラスにそれぞれ必要なdispatchメソッドを作成します。

...

public class RecordDispatchAction extends DispatchAction {

   public ActionForward create (

          ActionMapping mapping,

          ActionForm form,

          HttpServletRequest request,

          HttpServletResponse response)

      throws Exception {...}
   public ActionForward delete (

          ActionMapping mapping,

          ActionForm form,

          HttpServletRequest request,

          HttpServletResponse response)

      throws Exception {...}
...

}

(注) executeメソッドは他のメソッドを選択するのに使われるため、ここではオーバーライドしないこと。
そして、

• /do/recordAction?methodKey="create"
• /do/recordAction?methodKey="delete"

と、このようなURLを作成することによって、DispatchActionのexecuteメソッドが正しいメソッドを選択し、呼び出します。